終わったんだなあ・・・

夜公演、まことに個人的なことでかなり凹んだことがあったので、現場ですぐに
更新することができませんでした(mixiでは書いたけど、こちらで晒すのはやめます)。
そちらの「失態」の方はだいぶ気持ちの整理がついたので、気を取り直して
こちらの更新をしたいと思います。
(いつものごとく長いから要注意w)


休演日も入れて27日間、40公演か・・・。
改めて数字にするとすごい数ですね。
ツアーで考えたら、3ヶ月ほどかけてやる公演数ですよ。
それを、休演日が週に1度の割合であるといえども、ほぼ毎日続けるなんてすごいこと
ですよね。
しかも今回は本当にガチのミュージカル。
今日の夜公演は「特別公演」という位置づけでしたが、ガチであることはそのままで。
アドリブ等はほとんどありませんでした。
「もしかしたらアドリブも入れてくるのかなあ」と期待した部分もあったけど、
よくよく考えてみればアドリブを入れる箇所なんてほとんどないわけで。
アドリブを無理に入れた日には、話が進行しなくなっちゃうんですよね(汗)
やっぱり真剣勝負は最後まで真剣勝負。
最後の最後までいいモノを見させていただきました。


昨日までの公演と今日の2公演の最大の違いは、フィナーレ部分で「青空がいつまでも
続くような未来であれ!」が入ったこと。
順番としては「私がついている」の後、「紫陽花アイ愛物語」の前です。
「私がついている」の後ですぐにはけるはずの娘。さんたちがなかなかはけない。
そこで流れてきたのは生バンド演奏。
昼公演では客席から「ん?ん?」というような空気が流れる中歌い始めたのは・・・。
「青空〜」キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
まさかまさかの「青空〜」ですよ。
曲を追加してくれるとも思わなかったし、しかも追加してくれた曲が「青空〜」という
奇跡。
もう昼公演では、涙のせいで最初の方はうまく見えませんでしたもん(爆)
この「青空〜」は主に麻琴が歌っていて、時々他のメンバーが入るという感じで。
テンポもオリジナルのモノに比べるとゆったりとした感じになっていました。
演出としては、前3曲で使っていた羽根を最初の方だけ使用。
最初に麻琴が自分の羽根を両手に持っていて。
他の8人は、麻琴がいわゆる宝塚でいうところの「羽根」をしょっているような感じに
見えるように、自分たちが密集して麻琴の「羽根」を作っているという感じ
その後は、麻琴が動くと後ろの「羽根」(=他のメンバー)が数珠繋ぎのようになって
動いていく感じで(お祭りの獅子舞や竜を想像してください)。
途中で他のメンバーが羽根を舞台袖に置きに行く場面があり、そこは麻琴が一人で
ステージ上で歌い続けていて。
その後はメンバーが大階段のところに両側に一段ずつ並んで、その間を麻琴が
通っていって。
最後はメンバー一人一人が麻琴とハグしていくという感じでした(夜公演では
ハグをして、花を渡していました)。
↑文字にするとわかりにくいけど(ホントわかりにくいw)、こんな感じ。
みんな笑顔だったけれど・・・ちょっぴり涙も入りつつという感じでした。


昼公演のカーテンコールでは、麻琴からの挨拶がありました。
∬´▽`<昨日言い忘れちゃったけど、昨日は5期5周年の日でした
と告げて、それを聞いて思わず涙する5期メンとマルシアさん。
麻琴の言葉や愛ちゃん&ガキさんの表情にもグッときたけど、その横でマルシアさんが
半泣きしている姿を見てもらい泣きしてしまった私(爆)
まさかね・・・そこであなたが泣いてくれるとは思わなかったよ・・・。
あの涙を見て、マルシアさんのことが好きになったのは言うまでもないことでした。
そんなマルシアさんを見て励ましている梨華ちゃんとみきてぃの姿、「5期5周年」の
ことを聞いて両側にいた愛ちゃん&ガキさんに祝福の拍手を送る箙さんの姿も
印象的でしたよ。


夜公演では、卒業企画で出ていた青色サイリウムがカーテンコール当初から光り始めて
(本来の計画では麻琴のコメントの時のみだったはず)。
会場からわき起こる麻琴コール。
「おいおい、話が違うじゃん」と思いながら幕が開くのを待つと、そこには客席を見て
驚きながら、感極まっている感じの麻琴の姿。
終わりそうもない麻琴コールを聞いて、よっちゃんが一言。
(0^〜^)<みなさん、それは後でじっくりと(笑)
うまいよ、よっちゃん!!
雪崩式に麻琴の卒業セレモニーになりかけていた空気を、出演者全員のための「千秋楽
カーテンコール」に変えてくれました。


よっちゃんの仕切りで出演者の挨拶。
まずはマルシアさん。
すぐに巻き起こった「マルシア」コールに感激するマルシアさん。
王妃を演じている時以上にたどたどしい・・・というか独特の「マルシア節」の日本語で
語ってくれたマルシアさん。
サファイアを演じる愛ちゃんのことを本当に愛していてくれたみたいで、今日でお別れに
なっちゃうのが寂しいと泣き始め。
それを見た母上思いのサファイア愛ちゃんがすぐに抱きしめにいくという親子愛を
見せてつけてくれました。
挨拶の締めに、「これを機会に、できればマルシアが出演するミュージカルにも
きてください」と宣伝するあたりはさすがでした(笑)


次は箙さん。
マルシアさんと同じく「かおる」コールがわき起こる会場。
どうせだったら「チャル」コールにしたらよかったのになあ〜(そうすればもっと喜んで
くれただろうな)。
締めの挨拶までかっこいいのはさすが。
というか、この方が女性ということをすっかり忘れていました、私(爆)
キャスト、スタッフ、観客への感謝の言葉の後は・・・、マルシアさんと同じく自分が
所属する宝塚歌劇団の宣伝(笑)
「みなさんのパワーが必要です!」「男子トイレは空いてますが、時々女性が入って
きます」などなど茶目っ気たっぷりに宣伝してくれました。
かっこいい上にこんなユーモラスな部分を持ち合わせているなんて・・・ずるい(笑)
マルシアさんといい、箙さんといい、実力もあり、茶目っ気もある大ベテランが
こうやってハロプロのミュージカルに参加してくれたことは本当に感謝ですね。


その後、選手の方々、バンドのみなさんの紹介。
そして、ハロプロの紹介へ。
ハロプロのトップバッターはフランツ役の梨華ちゃん
「このミュージカルは大きな挑戦だった」と語ってくれた梨華ちゃん
スタッフや諸先輩方への感謝の気持ちを語ってちょっぴり涙ぐんで、「梨華ちゃん
頑張れ!」って思っていたら・・・最後ファンへの感謝の言葉を言う時に噛んで
しまうのが梨華ちゃんテイスト(笑)
ホントこの方は真剣になればなるほど、おもしろさを発揮してくれる方です(大好き♪)


次はサファイア役の愛ちゃん。
最初に、
川’ー’川 <こういうのまとめるの苦手なんですよ〜
と前置きしちゃうのが愛ちゃんテイスト(笑)
あんだけかっこよくてかわいらしい主役を演じきりながら、フリートークになると
見事に素に戻るところはさすがです(笑)
「自分が好きな世界(=宝塚)」を演じられたことの喜びを語ってくれたわけですが、
なぜか自分で話して、自分で「わ〜!!」って壊れる愛ちゃん(笑)
やっぱりフリートークの愛ちゃんは何が出てくるかわからないびっくり箱ですな(笑)


そして、麻琴の卒業セレモニー。
まずは同期のガキさんからのコメント。
「昨日で5期5周年」の話から涙ながらに語りかけるガキさん
( ・e・ ) <まこっちんに出会えてよかったです!
と麻琴に抱きつくガキさんだったのですが・・・。
なぜか後ろから愛ちゃんも飛び出してきて、麻琴がガキさんと愛ちゃんで
サンドイッチ状態に(笑)
ホントは感動的な場面なのに、なぜか笑いが起きるような場面に替わってしまうのが
5期テイストなのかなあ(笑)


次は娘。を代表してみきてぃからのコメント。
川釻v釻从 <魔女から言われてもって感じだと思うけど
と前置きを入れてくるのはさすがです(笑)
その他にも「明日も『間違えちゃった』って言って来そうじゃん」とか「いるだけで
おもしろい」とか言ったりとか、結構真面目に語っているのにそれを自分の照れ笑いで
壊しちゃったりとか。
要は真面目に語るには照れくさいんだなあと、みきてぃらしさを感じさせてくれる
コメントでした。


その次は、大臣役のよっちゃんからのコメント。
大臣としては「素晴らしくかっこいいミュージカルにしたかった」というよっちゃん。
でも
(0^〜^)<3月からやってて。ぶっちゃけなげぇって思ったこともあった
と言うあたりはよっちゃんらしいというか(笑)
まあその後に、しっかりとファンに対する感謝の言葉を言って締めていたのは
さすがリーダー。
麻琴へ贈る言葉としては・・・。
「大成功を納めたミュージカルで送り出してあげられてよかった」という感じで
かっこよく締めるのかなあと思いきや、
(0^〜^)<(こうやって語ってるけど、麻琴の)目が見れない
と冗談交じりの中に、ちょこっと本音を入れてくるよっちゃん。
さらに、
(0^〜^)<こんなキャラでもめっちゃ弱いところもあるんで・・・
と冗談交じりの口調と裏腹に心配もしているよっちゃん。
この2人だけに存在する空気感がそこにはありました。
この2人は私たちが想像する以上の絆が存在するんだろうなあ。


最後に麻琴からの言葉。
ミュージカルに携わった人への感謝の言葉を言った後に、
∬´▽`<このミュージカルはもちろんのこと、5年間の数え切れないほどの思い出、
     経験は私にとって一生の宝物です
∬´▽`<海外でも頑張って、また一回り成長した姿で帰ってきたいと思うので
     そのときにはよろしくお願いします
と私たちに涙まじりに語ってくれた麻琴。
でも観客の意味不明な叫び声に
∬´▽`<はい?
と反応したり、
∬´▽`<頭の中がいっぱいいっぱいで何しゃべっていいのか・・・
と言い始めるところは、やっぱり麻琴は麻琴です(笑)
最後に
∬´▽`<小川麻琴!元気に行ってきます!!
と元気に締めてくれたのは、やっぱり麻琴です。
ホント麻琴はいい子だわ〜。大好き!!


この卒業セレモニーの後、もう一度「Mystery of Life」を選手や
箙さんもまじって熱唱。
やっぱり箙さんの声はよく通りました。


で、カーテンコールなので幕が一旦締まるのですが・・・麻琴コールでまた
カーテンコール。
場内が一旦明るくなって続く麻琴コールに、本公演3度目のカーテンコール。
ここでいつものコンサートと同じくステージと客席で万歳。
それでもまだ鳴りやまぬ麻琴コールに4度目のカーテンコール
(確か3度目か4度目の時は、ステージ上の出演者同士で挨拶をしている途中に
幕を上げられて、かなり不意打ち状態に)。
そのころには元々席にいた人と、一旦帰りかけて戻ってきた人が混じり合って、
前の方(15列より前)は密集状態。
また場内が明るくなるものの、調子に乗った観客が「もう1回」コールをして、
本日5度目のカーテンコール(ヲイヲイw)
さすがに
∬´▽`<これが最後です!
と宣言されちゃいました(当たり前だw)


こんな感じでミュージカル千秋楽は終わりました。
千秋楽には麻琴の家族も駆けつけていて、終演後に入り口の方で挨拶をしていたようです
(私は出遅れちゃって見られなかったですが)。
最後の方はグダグダだったけど(爆)、それでも観客の(悪)ノリに付きあってくれた
出演者やスタッフのみなさんの心の広さには感謝ですね。
泣きもあったけれど、やっぱり麻琴の卒業らしくあったかい笑顔で終われた千秋楽でした。


麻琴、卒業おめでとう!
正直まだ卒業の実感が沸かないけれど。
もう麻琴は新しい道へ進み始めようとしているんだから、それをファンとして
影ながら応援してるね!
くじけそうになったら、娘。での5年間を思い出してください。
娘。のみんなを、ファンのみんなを思い出してください。
麻琴にとって青空がいつまでも続くような未来であれ!
また会える日まで。 good luck!